HR1000A

HR1000A

共振ハーフブリッジコントローラ

データシート

概要

HR1000Aは、共振ハーフブリッジトポロジー専用に設計されたコントローラです。50%のデューティサイクルで相補的な信号を出力する2つの駆動信号チャネルを提供します。2つの相補的なゲート信号間の350nsの内部で固定されたデッドタイムにより、過渡時のゼロ電圧スイッチングが保証され、高周波動作が可能になります。ブートストラップダイオードが統合されているため、ハイサイドスイッチの外部駆動回路が簡素化されます。最大600Vまで耐えることができ、高いdV/dtノイズに対する耐性を備えています。 スイッチング周波数を変調することで、トポロジー出力電圧が調整されます。プログラム可能な発振器は、最大と最小のスイッチング周波数の両方を設定できます。ICはプログラムされた最大スイッチング周波数で起動し、過剰な突入電流を防ぐために制御ループが引き継ぐまで徐々に速度を落とします。ICは、電力消費を最小限に抑え、出力調整を強化するために軽負荷時に制御されたバーストモード動作に強制的に入ることができます。 ラッチによるシャットダウン、自動回復、電圧低下保護、過熱保護などの保護機能により、回路をさらに複雑にすることなくコンバータ設計の安全性が向上します。 このICは、ハイサイドとローサイドの両方のゲートドライバに1.5A / 2Aのソース / シンク機能を提供します。HR1000Aは、SO-16パッケージで提供されます。