MP2636

MP2636

システム昇圧付き 3A スイッチモードバッテリーチャージャ

データシート

概要

MP2636は、システムパワーパス管理を備えた高度に統合された柔軟なスイッチモードバッテリーチャージャで、幅広いポータブルアプリケーションで使用できるシングルセルのリチウムイオンまたはリチウムポリマーバッテリー向けに設計されています。MP2636は充電モードと昇圧モードの両方で動作可能で、すべてのシステム管理とバッテリー電源管理を可能にします。入力電力が存在する場合、デバイスは充電モードで動作します。バッテリー電圧を自動的に検出し、トリクル電流、定電流、定電圧の3つの段階でバッテリーを充電します。その他の機能には、充電終了と自動再充電があります。このデバイスには、入力電力を管理し、システムの電力需要の優先順位を満たすために、入力電流制限と入力電圧調整も統合されています。入力ソースがない場合、MP2636はMODEピンを介して昇圧モードに切り替わり、バッテリーからSYSピンに電力を供給します。OLIMピンは、昇圧モードでの出力電流制限をプログラムします。MP2636では、出力短絡保護も可能で、短絡故障が発生した場合にバッテリーを負荷から完全に切断します。短絡故障が解消されるとすぐに通常動作が回復します。MP2636は、充電モードと昇圧モードを区別するためにすべての動作ステータスを表示します。さらに、MP2636は、IBピンを介して、充電モードと昇圧モードの両方で実際のバッテリー電流をレポートできます。MP2636は、適切に制御されたスイッチングエッジにより、少ないEMI / EMC性能を実現します。MP2636は安全な動作を保証します。